コツその5 スピードラーニングのテキストはあまり見ないほうが良い

テキストはあまり見ないほうが良いと思います。なぜか?途中で挫折してしまうからです。

コツその2のところでも書きましたが、最初のうちは「継続すること」「英語を聴く習慣をつけること」が何より大切です。それなのに「テキストを見ながら英語を聴く」と決めたらどうなるでしょう。

例えば僕はスピードラーニングのテキストを持ち歩いたことがありました。電車にのる、さあ英語を聴くぞと思ってテキストを開く。となりの女子高生が「このオッサン…」と横目でのぞきこんでくる。もうダメです。人目が気になります。

「ならばテキストは家で…」と決めたとします。仕事を終えて疲れて帰ってきます。「今日はイイや」ってなりませんか?「テキスト見ないで聞き流す」としておけばお風呂上りにぼんやりと聞き流しをしたかもしれないのに、そのチャンスを逃してしまう。

何回も伝えていますが、最初のうちは英語を聴くクセさえつけばいいのです。ハードルを高くしてはいけません。暗記しようとか、単語を辞書で調べようとか…。そういったことをしてスピードラーニングの聞き流しを「面倒くさいモノ」にしないほうが良いのです。

こういった話をすると、「いや、今度の自分は今までの自分とは違うのだ!」と鼻息荒くおっしゃる方も出てきます。ちょっと我慢してください。3か月くらいしてから、ハードルは上げればよいのです。

テキストはあまり見ないほうが良いというのには他の理由もあります。テキストを眺めていながら聞くこと単語や文法が気になって暗記に走ったり、従来の学習法に戻ってしまう可能性があります。せっかくスピードラーニングで耳から英語を学び始めたのに…。

もっと細かい話をしましょう。テキストを眺めながら聞いていると、脳が視覚に引っ張られて、聴覚がおろそかになりがちです。それに発音されていない音を単語をみることによって自分で補ってしまったり、自分が知っている音に置き換えてしまったりすることがあるのです。

たとえば「bottle」という単語は「ボトル、びん」という単語ですがテキストを見ながら聞いているとボトルと聞こえたりする可能性がある。日本語は子音の後に母音をつける言語です。「tle」の部分の「t」のあとに「o」という母音をつけ「ト」と聞こうとする癖があるようなのです。

英語の音をそのまま聞くには、なにも見ないで音そのものをきいたほうがよさそうです。

ただ、絶対にテキストを見てはいけない、というわけではないです。僕の場合、週末にテキストを眺めるようにしました。

そうすると、「あっ、ここはこう言ってたのか」とか「この音を聞き逃していた」とか発見があります。そうやって後からナルホドと思って理解した音のほうが記憶に残ったりするものです。僕の場合はそうでした。

だからテキストを見るのは、時々にして、スピードラーニングの毎日の聞き流しは「テキストなしでお気軽に!」を基本にして、ハードルを低めにしておくことをお勧めします。しつこいようですが「継続すること」を第一に!です。

もちろん、英語を聴くことが習慣になり、英語が大好きになったら、音読するなり、暗記するなり、いろいろ試してみたらいいと思います。